6/2 Ciaoプログラム
大橋近いし受かってたら嬉しいなぁくらいの軽い気持ちで応募したら受かってたので行って来ました。やったー。
九大初めてだったので迷子にならないか怯えながら行くと、風船持ったちびっこがいっぱいいる上に噴水あってビビりました。九大やべえ。
早めに着いたので一番後ろの端っこに座ったら、(怖くて振り向いてないけど恐らく)真後ろに人がたくさん立ってました。授業参観かよ。真ん中の方に座ればよかった…
「えっ人多くて入れない…」って声を聞きながら、時間通り始まりました。ほんと人多い…
最初にキングダムの作者の原さんが急遽ゲストとしていらっしゃって、30分ほどお話聞けました。
私はキングダム読んでないけど、名前は知ってる…超すごい…本物だ…
- 本当は映画監督になりたかったけど、当時はそれで食ってけないから、音が出ないだけで全部できる漫画家に。
- ストーリーとかキャラ作る考え方は、「面白い映画を見たら人に伝えたくなる」感じ。物語のもとを先に頭の中で書く→何百回も同じシーンを見て、その間もイメージを落とし込む。
- 絵の勉強はしてない。独学。自分の作品はドキドキ()するからあまり見ない。自信ない。めっちゃ考えてかいてる。漫画は話が面白ければいいと思ってるけど、絵のレベルが上がると人気も上がった。
- 映画めっちゃ見る。インプット。恋愛映画は見ないけど合戦物は必ず見る。できれば劇場。最近は忙しくて見れてない。
- 学生時代は不真面目。
- 雑誌に載るだけで嬉しいって人はあまり爆発はしない。絶対自分は漫画家になれるはずだ!みたいな人の方が爆発する。
- 最後までやりきるのが大事。何回も駄作を作る。楽天的に努力する。
他の漫画家さんで絵の勉強してない方もいたし、意外と漫画家さんで絵の勉強してない方多いんだなぁと思いました。絵は上手いに越したことはないけど、物語が面白いのが一番なんだなぁと思いました。確かに面白いと買っちゃうな。
考え方の違いが特に印象に残りました。私は爆発しないタイプだな。載るだけで嬉しいって絶対言う。
最後までやりきる、駄作を作るってのは途中で飽きたり、それこそ駄作だと思ったらやめちゃうので、あーがんばろって思いました。
楽天的に努力するってワード、なんとも言えないけどすごいなぁと思いました。
ここまでで30分。はっっっや。文字数もえぐい。
KOOKI代表取締役、ディレクターの木綿さん。
- 芸工大の先輩と立ち上げた。
先輩と…???どういうこと…すご…
- ポリシーはどうやって心動かすものを作るか。ちょっとでも心動かすものを。
- 告知のCMとかアプリとかアニメとか。オリジナルのコンテンツとかとか。
- マルイのCMをピクサーと間違えるくらいのクオリティで作ろうとイメージ。実際間違える人多い。
いやクオリティ高すぎて何も言われずに見てたら私も間違えてたと思う。
- イメージするの大事。
最初にコンセプト考えるみたいなものなのかな。
イラストレーター、アーティストの山下さん。
- 筆一本でいろんな人に感動を与える。製作テーマは躍動。
- 動かない絵だけど、動きをいれる。指に絵の具つけてサッてやる。動き大切で光も入れる。
- 感動したものをすぐ絵にする。オリンピックの絵はTwitterでバズった。
私も見たことあった。めっちゃふぁぼった。かっこよくて大胆で目に飛び込んでくる色彩でとにかくめっちゃかっこいい。
- 個展活動は絶対やる。絵の力は実物じゃないと伝わらない。見に来てくれた人から仕事に繋がることも。ライブペイントとかもやる。見たい。
山下さん「これは西銀の通帳カバーですね」
立ち見の人達「「ほしい…」」
私 (ほしい…)
しくみデザイン代表取締役の中村さん。
- みんなを笑顔にするコンテンツを作る。
- 参加型のとか作ってる。リアルタイムに反映することでその場でしか生まれない体験ができる。
- 最初に作ったやつ(名前は神楽)もっかい作ったらグランプリとった。
時代の最最最先端って感じする…
- 楽器全く弾けないのがコンプレックスで、自分で作っちゃったらしい。
- リズム感がなくても楽器弾くには?→パソコンにやってもらおう!
- 「楽器弾ける人ほんと羨ましい!!!」わかる。
- 中国で大勢の前で演奏したらしい。
ここでも少しやってもらった。すごかった。めちゃくちゃかっこよかった。語彙がなくて申し訳ないけど、ちゃんと楽器で、ちゃんと音楽だった。みんなどよめいてた。私もどよめいた。
- 大学時代、お金稼がなきゃだけどバイトは嫌なのでコンペで稼ぐことにした。
そのコンペでどんな傾向のが優勝するのかとか、相手のこと調べるのに余念がない。戦略がすごい。根本的に頭がいいんだなと思った。
コマドリスト、コマ撮り映像作家の竹内さん。
すごかった。めちゃくちゃ細かくコマ撮りされてて、写真の繋げ方とかも面白くて、途中で終わって最後が気になったのですぐ検索かけました。オチで笑いました。家で見てよかったです。
- 海外でもやった。写真はもうやったからと、街貸し切って看板でやった。
看板???って感じだけど本当に看板(大)だった。街貸し切りてやばい。海外やばい。
- 最近テレビCMの監督もしてる。
名前忘れたけど見せてもらったCMやばかった。美術の集大成っていうか、美術力で殴られた感じだった。
アニメ、イラスト作家の谷口さん。
- 作画と歌も歌ってる。
自己紹介最短だった。
- ダッピィズとか森の安藤とか作ってる。
森の安藤を最後に見せてもらったけど、最高にシュールでカオスだった。「心はペンギンだよ(?)」がいつまでも頭に残ってる。語感でぶん殴られた感ある。言葉の一つ一つがパワーワードって感じだった。スタッフロールがツボだった。
アニメーション作家、監督の山元さん。
- ポプテピの星色ガールズドロップの予告の監督っていうのが衝撃で色々飛んだ。他にも色々作品あったんだけど…(メモにないのでさっぱりわからん)
やべえ予告見てた…「ドロップドロップ~」とか自分で考えてたらしい。まじか…!すごい
- トレンドに乗るのが楽しい。名前のパワーワードっていうかみんな言いたくなるフレーズが好き。「赤点ロイヤルストレートフラッシュ」とか。
聞いたことある。ロイヤルストレートフラッシュが何かもわかってなかったけどめっちゃ言ってた。
- YouTubeとかに出して仕事に発展したりする。
どなたの発言かわからんメモたち
- 作って出して、リアクション聞くのが絶対成長する。
- コンペ出して、そのときの人脈とか今もある。
- 「よくわからんけど、かっこいいかもしれん」のよくわからんが大事。
- すぐにお金にならないことをやっていい。
- 学生中にぶっちぎって成功してるわけじゃない。
- 美大は画力で殴ってくる、芸大はアイディア勝負。
- 真面目な話し出すとすぐ「すみません真面目な話して…」っていう。
- 人が集まる場所はチャンス。
- 「僕らは中途半端なんですよね。頭も絵もまぁまぁ。でもどっちも出来る人はそんないない。そこに価値がある。」
私も全部中途半端マンなので勝手に慰められた。
最後にマイクを回された谷口さん「(みなさん)何言ってんのかよくわかんない。流石眼鏡かけてる。」
映像コンテンツの未来像ってあったけど、あんまりそんなこと言ってなかった気がする。言ってなくてもとても面白かったし楽しかった。でも私の頭が飛んでる間に言ってたのかもしれないので言ってた場合は教えてほしい…理解できるかは別として…
最後時間足りなくて、質問したりなさげだった。福大じゃこうはならないだろうな。みんな必死に目線そらすと思う。完全に偏見。
普通のセミナーとかの綺麗事聞くのも大事だと思うけど、こっちの方が面白いなぁと思いました。大人の事情で言えないことの方が多いんだろうなとは思うけど、綺麗事は正論で、正論は優しくないので、心にくるからセミナー終わったあとは心が重い。ネガティブが止まらない。私だけか。
完全に余談ですが、隣の席の人がすごいスピードで貧乏揺すりしてて草。両足違う動きしてた上に体も動いてた。めっちゃビート刻むやん…?後ろの人もめっちゃ声でかいし、会場の笑いは止まないし、やっぱ九大やべえ…